クラウドサービスの問題点

クラウドサービスは便利な反面もちろん多くの問題点も抱えています。

一番の問題点はその安全性です。

クラウドサービスを利用することでメリットとなるバックアップ機能。

しかしクラウドコンピューティングのシステムに障害が起きたとき、あるいはプロバイダー側が突然クラウドサービスの提供をやめてしまったとき、会社が倒産してある日突然サービス終了になったとき。

このような事態になって突然閉鎖されてしまうと、クラウド上に保管していた自分のすべてのファイルやデータを紛失することになってしまいます。

一部のプロバイダーでは所定の稼働率でサービスを提供できなかった場合、返金するなどの対応を行っていますが失ったデータの価値を考えるとお金には変えられない場合もあります。

ですからクラウドサービスを利用してデータやファイルなどを保管する場合、大切なものは必ず自分の手元に媒体として保管するようにした方がいいと思います。

クラウドではいつなにが起こるかわからないのです。

またインターネット上を使うサービスということで、他人からデータを盗まれるリスクがあります。

クラウドコンピューティングを使って集中的にデータを管理しているということは、1つ盗まれるとすべての情報を完全に盗られてしまうことになります。

今後の方向性

日本で最近注目されるようになってきたクラウドサービスですが、2010年になってもまだその勢いは続いています。

クラウドサービスでは様々なアプリケーションがインターネットを経由して必要な時に必要な分だけ使えるようになります。

このクラウドコンピューティングによってハードやソフトウェアを別途調達する必要もなくなり、維持する必要もなく、運用コストを大幅に減らすことができるメリットがあります。

そのため各企業では低コスト経営を実現できると期待が寄せられています。

そのほかにも企業側のメリットとして、情報システムを開発したり、保守したり、運用したりする業務をすべてアウトソーシングすることで、人員削減を行い、人件費を抑えることができます。

そしてコア業務に集中できるように社員を配置することができ業務の効率化を図ることができます。

システムの保守などのルーチンワークはクラウドサービスに任せて、社員は会社の戦略的要素につながるようなICT導入のための検討を行うなど経営上の業務を遂行することができます。

コア業務については信頼性を重視する必要があるためコストがかかっても委託せずに社内で集中して業務を行うなどの差別化を行うことができます。


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